足のトラブル解消にフットケア指導士の資格を

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ここでは、患者さんの足のトラブルを解消するために必要な知識・技術を提供できるフットケア指導士について紹介します。

患者さんの足を守るフットケア指導士

足のイメージ写真最近注目されている資格にフットケア指導士があります。
あまりなじみのない資格ではありますが、ネーミングからも分かるように、主な役割は患者さんの足のトラブルを予防・解消するためのケアや指導をおこなうことです。
一般的に足のトラブルというと、外反母趾、巻き爪、タコ、まめ、膨張爪などがありますが、それを予防するための正しい爪の切り方や、靴の選び方までアドバイスします。
そして病院内でも、患者さんの爪を切ってあげたり足の裏のタコを削ったりします。
これだけ聞くと、たいした資格じゃないのでは?と思う人もいるかもしれませんが、実はこれだけではないんです。

糖尿病や透析の患者さんなどは末梢神経障害などを引き起こすことがあり、それを検査したりもします。障害が出てくると足の傷や痛みに関して感覚が鈍くなり、気がつかないうちに悪化しているというケースがあるのです。
事前にそれをチェックし適切な処置を施さないと、最悪の場合、壊疽してしまい足を切断せざるをえなくなるのです。
また、フットケアは患者さんにとってマッサージと同じようにリラックス効果をもたらしますから、患者さんの心身ともの健康を守るために必要な資格とも言えるでしょう。また、患者さんだけでなく、一般の健康な方へのアドバイスにもなるので、病院内に勤務する医師や看護師、その他のスタッフのためになる資格です。

フットケア指導士になるには

1.フットケア指導士認定セミナーを受講
2.認定試験に合格
3.資格取得後は5年ごとに更新
(資格更新の際には70単位の履修)

<認定セミナー受講資格>
日本フットケア学会の学会員

<受験資格>
下記のすべての条件を満たす者
①医師、看護師、准看護師、理学療法士、介護福祉士、臨床検査技師、臨床工学士、義肢装具士いずれかの国家資格を取得
②上記の資格取得後、3年以上の実務経験
③フットケアの実務経験を有する
④認定セミナーを受講(有効期限は2年)
⑤日本フットケア学会員

<認定試験の概要>
日程:年1回 3月頃
会場:東京都内
費用:受験料10,000円
試験方法:4肢択一問題 マークシート方式
試験時間:90分間(50問 ※第4回までは40問)
試験内容:認定セミナーの指定テキスト(2冊)から出題

☆過去4年間の合格率

回数(実施年度) 合格率 受験者数 合格者数
第1回(平成20年) 52.9% 87 46
第2回(平成21年) 63.6% 107 68
第3回(平成22年) 51.9% 129 67
第4回(平成23年) 60.1% 148 89

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